2pbc(2ピースブックカバー)とは?
カバー本体が2つに分かれるブックカバーです。ハードカバーの本に掛けやすい仕組みです。
本の厚みを調整する部分を前面に持ってきて、面ファスナー(マジックテープ)で固定します。裏表紙もスリーブに差し込めるのでしっかりと本をホールドできます。 ※スリーブ:表紙を差し込む袋状の部分
2pbcの本への掛け方
①面ファスナーを外し2つに分ける。
②後面を本の裏表紙に掛ける。
③前面を本の表紙に掛ける。
④後面の回り込み部分を本の背にそわせるように曲げ、面ファスナーを留める。
注意 ― 予めご了承いただきたい事項
シワ
水洗いでの縮み防止のため、裁断前に水通しをしてます。水通し作業と製作工程の都合上、アイロンでは取れないシワがついています。本に掛けると布が引っ張られて目立ちにくくなるシワもあります。
アタリ
アタリとは、押さえつけられた部分の繊維が光って見える現象で、製作工程ならびに使用でアタリは避けられません。特に濃い色のものはアタリが目立ちます。
硬い
使い始めは布が硬く、後面の回り込み部分(本の背を覆う部分)がうまく曲がりません。使い続けるうちに布が柔らかくなって本の形状が癖付き、簡単に留められるようになります。
色落ちと色移り
濃い色は、強く擦れたり水に濡れたりすると、色落ちや色移りのおそれがあります。濃い色のものは強く擦ったり濡らしたまま放置しないでください。
掛けっぱなしにしない
2pbcは厚手の布製で厚みがあります。本に掛けっぱなしにすると、カバーの凹凸(おうとつ)が本に付いてしまいます。読み終わったら早めにカバーを外すことをおすすめします。
取り扱いについて
冷水で手洗い。
シワが付く洗い方は避ける。
形を整えて、風通しの良いところで乾かす。
本体と芯 綿 100%
面ファスナー ナイロン
※ 2023年製作の文庫本サイズと新書判サイズの取り扱いについて
洗濯不可
基本的に洗濯はおすすめしておりません。使い始めに防水スプレー等で汚れ対策をおこなってください。
どうしても洗いたい時は
本体は綿100%のため縮みます。(縮み対策に少し大きめに製図しています。)
また、面ファスナーは化繊のため縮みません。
どうしても洗いたい時は、以下の方法で洗ってみてください。
・冷水で (温水は色落ちのおそれあり)
・手洗い (洗濯機はシワが付きやすいので入れない)
・押し洗い (揉み洗いはシワが付いて取れないので厳禁)
・ブラシ洗い (とくに汚れがひどい部分は、歯ブラシのような柔らかいブラシに洗剤をつけてこする)
・脱水は短め
・乾燥機は使わない
・形を整えて陰干し (この布は縦方向に縮みやすいので、縦方向に引っ張る)
・しっかり乾かしたら、アイロンをかける (当て布をし、スチームを出しながらかける)
本が入らないほど縮んでしまったら、CONTACTよりご連絡ください。
本をキレイに保つためのヒント
ブックカバーを本に掛ける時は、本についている紙のカバーを取ってから掛けることをおすすめします。夢中で読んでるうちに紙のカバーがずれて、折り目やシワがついてしまわないように。
紙カバーは本棚の本と本の間にそっと挿し込んでおけばきれいに保管できます。
質問・要望はCONTACTよりご連絡ください